えん【縁】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが 〈エン〉 1 物のへり。ふち。「縁海・縁辺/外縁・周縁」 2 物事のつながり。かかわりあい。ゆかり。「縁由...
えん‐あい【縁合(い)】
1 親類という関係。血縁。縁続き。「吉川と岡本との関係、岡本とお延との—」〈漱石・明暗〉 2 結びつき。関係の深いこと。「五ヶ年養育致候—を以て」〈漱石・道草〉
えん‐きり【縁切り】
[名](スル)親子・夫婦・師弟・交友などの関係を絶つこと。絶縁。
えん‐ぐみ【縁組(み)】
[名](スル) 1 夫婦の関係を結ぶこと。婚姻。「町長の仲人で—する」 2 法律上、親子の関係を結ぶこと。養子縁組み。
エンゲル‐けいすう【エンゲル係数】
家計の消費支出総額中に占める食料費の割合。一般に、この係数が高いほど生活水準が低いとされる。
えんこ‐ぼしゅう【縁故募集】
1 求人の際、経営者・従業員と特別なかかわりあいのある者に限って募集すること。 2 株式や社債を募集する際、その対象を役員・従業員・取引先・金融機関など関係者中の特定の者に限定して行うこと。
えんご‐しゃげき【掩護射撃】
[名](スル)敵の攻撃から味方を守るために、側面や後方から射撃を行うこと。また、その射撃。転じて、関係のある人などの立場をかばうため、発言したり行動したりすること。 [補説]「援護射撃」とも書く。
えんせきじっしゅ【燕石十種】
江戸後期の叢書(そうしょ)。達磨屋活東子(だるまやかつとうし)(岩本佐七)編。達磨屋五一補。文久3年(1863)成立。江戸時代の風俗関係の稀書60冊を、1集に10冊ずつ収録。明治40年(1907...
エンゼル‐けいすう【エンゼル係数】
家計支出に占める、子供のための教育費・衣類・預貯金などの出費の割合。家計支出が多い世帯ほど上がる傾向がある。 エンゲル係数をもじった言葉。
えんたい‐にち【厭対日】
暦注の一。婚礼・外出・種まきなどを忌む日。11月は午(うま)の日、12月は巳(み)の日、正月は辰(たつ)の日と、十二支を逆回りに各月に当てはめたもの。厭日と対向関係にある。厭対。