ねったいうりん‐きこう【熱帯雨林気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAf。一年じゅう雨が多く高温多湿で、ほぼ毎日午後にスコールが降る。常緑広葉樹のジャングルに覆われるが、雨のため表土が蓄積されにくく農業には不向き。イン...
ねったい‐きこう【熱帯気候】
熱帯に固有の気候。ケッペンの気候区分における符合はA。一年じゅう高温で、気温は年変化が少ないが昼夜の差が大きい。一年を通じて多雨の熱帯雨林気候(Af)と乾季と雨季が明瞭なサバナ気候(Aw)に大別...
ねったいモンスーン‐きこう【熱帯モンスーン気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAm。熱帯雨林気候(Af)と似るが、モンスーンのために冬に弱い乾季がある。インドシナ半島・アフリカ西部の海岸部・アマゾン川下流域などにみられ、コメやバ...
ひょうせつ‐きこう【氷雪気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はEF。一年じゅう気温はセ氏零度以下で、氷床(大陸氷河)が発達する。植物は全く育たず、調査・研究の基地などに人が住むのみで定住的な都市はない。グリーンラ...
び‐きこう【微気候】
地面近くの気層の気候。地表面の状態や植物群落などの影響を受けて、細かい気象の差が生じる。
ふう‐こう【風候】
1 風の吹くようす。風模様。 2 風向きをみる道具。風見(かざみ)。 3 気候。時候。
まいらせ‐そろ【参らせ候】
1 手紙。特に、恋文。「つれづれの外に—も書き」〈柳多留・二〇〉 2 《草書でくずして書いた字がその姿に似ているところから》虚無僧(こむそう)。「父は子のために—で来る」〈柳多留・九五〉
まいらせ‐そろ【参らせ候】
[連語]《動詞「まいらす」の連用形+補助動詞「そうろう」の音変化「そろ」》動詞の連用形に付いて、丁寧の意を表す。…ます。…ております。…てさしあげます。「一筆しめし—」
また‐ぞろ【又候】
[副]《副詞「また」に「そうろう」が付いた「またぞうろう」の音変化》同じようなことがもう一度繰り返されるさま。あきれた気持ちや一種のおかしみを込めていう。またしても。またもや。「—遊びの虫が騒ぎだす」
みなみじゅうにこう【美南見十二候】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で...