じょうほう‐モラル【情報モラル】
情報化社会で適切に活動するための倫理。特に、インターネットの利用によって、自らを危険にさらしたり、他者を害したりしないようにするための考え方や道徳上の規範をさす。情報倫理。
じん【仁】
1 思いやり。いつくしみ。なさけ。特に、儒教における最高徳目で、他人と親しみ、思いやりの心をもって共生(きょうせい)を実現しようとする実践倫理。「智・—・勇」「—ある君も用なき臣は養ふ事あたはず...
じん‐かく【人格】
1 ㋐独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の—を尊重する」「—を疑われるような行為」 ㋑すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・—ともに...
じんかく‐しゅぎ【人格主義】
人格に絶対的価値をおく哲学・倫理学の立場。自律的人格に比類のない尊厳を認めるカントの道徳哲学など。 [補説]書名別項。→人格主義
じんるい‐きょう【人類教】
コントが晩年に提唱した倫理的新宗教。愛情を基本とし、人類の幸福のために奉仕することを人道と規定し、人類を社会的実在の最高表現であると主張した。人道教。
ジー‐シー‐ピー【GCP】
《Good Clinical Practice》医薬品の臨床試験の実施の基準。人を対象とした研究の倫理的・科学的妥当性を確保するために、医薬品規制調和国際会議(ICH)で合意されたガイドラインに...
すぎうら‐しげたけ【杉浦重剛】
[1855〜1924]教育家。近江(おうみ)の生まれ。名は「じゅうごう」とも。雑誌「日本人」、新聞「日本」の創刊に尽力。欧化主議に反対して日本主義を主張した。日本中学校校長・東宮御学問所御用掛を...
ストア‐がくは【ストア学派】
《ゼノンがストア‐ポイキレ(彩色柱廊)で講義したことに由来》キプロスのゼノンが前3世紀初頭に創始したギリシャ哲学の一派。哲学は論理学・自然学・倫理学の3部門からなるが、これらは相互に分かちがたく...
せいしん‐かがく【精神科学】
精神に関する諸科学の総称。心理学・倫理学・言語学・法学・経済学・歴史学・社会学など。19世紀後半、ドイツに起こった学問的研究でディルタイらに代表される。自然科学の説明的‐構成的方法に対し、精神科...
せいじ‐かいかく【政治改革】
既存の政治体制を維持しながら、弊害のある制度・慣行を改めたり倫理規範を確立したりすることによって、政治がより適切に行われるようにすること。 [補説]日本では特に、1980年代後半に大手就職情報会...