そうきん‐かわせ【送金為替】
為替決済方式の一。隔地者間の債権・債務決済などの際に現金を輸送せず、債務者から債権者へ銀行を通じて送金する決済方式。並為替。→逆為替
そうさい‐けん【相殺権】
破産法上、破産者に対して債務を負担している破産債権者が、破産債権とその債務を破産手続きによらずに相殺する権利。会社更生法や民事再生法などでも認められる。
そうぞく‐さいけんしゃ【相続債権者】
相続財産に属する債務の債権者。被相続人の債権者で、相続により相続人を債務者とすることになった者。遺産債権者。
そうふ‐さいむ【送付債務】
債権者・債務者の住所または営業所以外の土地に目的物を送り届ける債務。当事者の合意によって生じる。→持参債務 →取立債務
そうむ‐けいやく【双務契約】
当事者の双方が互いに対価的な債務を負担する契約。売買・賃貸借・雇用など。⇔片務契約。
そんがい‐ばいしょう【損害賠償】
他人に与えた損害を塡補(てんぽ)し、損害がないのと同じ状態にすること。民法上、債務不履行と不法行為を主な原因とし、被害者はそれを請求する権利がある。損賠。「—請求権」
たいがい‐さいけん【対外債権】
外国に対する債権。⇔対外債務。 [補説]日本の対外債権には、米国国債の所有分などがある。
たいがい‐さいむ【対外債務】
外国に対する債務。⇔対外債権。
たいがい‐じゅんしさん【対外純資産】
対外資産(政府・企業・個人が外国で保有する資産)から対外負債(外国の政府・企業・個人が保有する資産)を差し引いた額。マイナスとなる場合は「対外純債務」という。
たいじん‐しんよう【対人信用】
債務者または第三者の総財産に基づく信用。⇔対物信用。