ろうさい‐ぶし【弄斎節】
《弄斎という僧侶が隆達(りゅうたつ)節を変化させて始めたところからという》江戸初期の流行歌謡。京都の遊里で発生し、のち江戸でも流行。はやり歌の三味線伴奏と七七七五の詞形の確立を促し、地歌・箏曲(...
ろう‐し【老師】
1 年をとった師匠・先生。 2 年老いた僧。また、学徳のある僧を敬っていう語。禅宗では師家を敬っていう語。
ろう‐じ【﨟次/臘次】
仏語。出家受戒後の年数による僧の位。﨟を積んだ年次。らっし。→﨟
ろう‐そう【老僧】
年とった僧。また、年とった僧が自身をさしていう語。
ろう‐に【老尼】
年とった尼僧。
ろう‐のう【老衲】
年老いた僧。老僧。また、老僧が自身をさしていう語。
ろくおん‐いん【鹿苑院】
相国寺(しょうこくじ)内の塔頭(たっちゅう)。足利義満の修禅道場として開創。院主が歴代僧録に任じられた。
ろくおんにちろく【鹿苑日録】
京都鹿苑院の歴代僧録の日記。長享元年(1487)から慶安4年(1651)までの日記や詩文などを収め、当時の社会を知るうえで貴重な資料。
ろく‐もつ【六物】
僧尼が常に所持すべき六種の物。大衣・上衣・内衣の三衣(さんえ)と鉢・尼師壇(にしだん)(座具)・漉水嚢(ろくすいのう)。比丘(びく)六物。
ろ‐さい【囉斎/邏斎】
1 仏教で、僧が托鉢して米などを請うこと。 2 他人に食物や物品をもらうこと。〈日葡〉 3 こじき。「よばねども参るや—太郎月/是友」〈玉海集〉