しょう‐きん【償金】
他人やその所有物に与えた損害のつぐないとして支払う金銭。賠償金。
つぐない【償い】
つぐなうこと。また、そのための金銭や行為。「罪の—をする」
つぐない‐きん【償い金】
損害の賠償として支払う金銭。あがないきん。
つぐな・う【償う】
[動ワ五(ハ四)]《「つぐのう」の音変化》 1 金品を出して、負債や相手に与えた損失の補いをする。弁償する。「修理代を—・う」 2 犯した罪などに対して、金品や行為でうめ合わせをする。「わびても...
つぐのい【償い】
《古くは「つくのい」》「つぐない」に同じ。「亭主の平あやまりにあやまるをせめてもの—に」〈蘆花・思出の記〉
つぐのい‐きん【償い金】
「つぐないきん」に同じ。「商いを妨げる—を、出すべしと、外国流の掛合に」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
つぐのい‐びと【償い人/客作児】
古代、官庁に雇用され労役に当たった者。つくねひと。
つぐの・う【償う】
[動ワ五(ハ四)]《古くは「つくのう」》「つぐなう」に同じ。「借財が出来ると、親戚故旧をして—・わしめ」〈鴎外・渋江抽斎〉
まど・う【償ふ】
[動ハ四]弁償する。つぐなう。「お金は後日こしらへて—・ってしまひます」〈人・英対暖語・初〉