指(ゆび)を染(そ)・める
《「春秋左伝」宣公四年から》食物を指先につけてなめる。転じて、物事に手をつける。やりはじめる。「俳句に—・める」
ユマニスト【(フランス)humaniste】
15〜16世紀のルネサンス期に、ギリシャ・ローマの古典の研究を通して、広く人間研究を目指した人たち。人間的なものへの愛情と努力と、人間をゆがめる制度や慣習への問いかけを続け、近代的人間観の基礎を...
ゆら‐の‐はな【由良岬】
愛媛県南西部、宇和海に突き出た由良半島先端部にある岬。黒潮によって浸食された大規模な海食崖(がい)や「海老(えび)洞」と名付けられた奥行き120メートルの海食洞がある。足摺(あしずり)宇和海国立...
ユーティカ【Utica】
米国ニューヨーク州中央部の都市。モホーク川の河谷に位置する。1825年のエリー運河の開通により、各種工業が発展した。かつてイロコイ同盟の先住民とヨーロッパ人の間で争いが繰り返された。ユティカ。
ユーレカ【EUREKA】
《European Research Coordination Action》欧州先端技術共同研究計画。1985年、フランスのミッテラン大統領の提唱により、先端技術開発で欧州企業間の共同研究促進...
ユーロペシミズム【Europessimism】
1970〜80年代前半にかけて、極度の経済不振からEC(欧州共同体)諸国に広まった、社会的不安や先行きに対する悲観的な見方。
ようかんり‐さいけん【要管理債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。要注意先に区分された融資先に対する債権のうち、元金や利息の支払いが3か月以上延滞しているものや、債務者の再建・支援を図るため貸出条件...
ようかんり‐さき【要管理先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。要注意先に分類される債務者のうち、債権の全部または一部が要管理債権である融資先をいう。
ようきひ‐ざくら【楊貴妃桜】
サトザクラの一品種。花は八重で4月ころ咲き、花びらは淡紅色であるが先端は濃紅色。奈良興福寺の僧玄宗がめでたことからの名という。《季 春》「むれ落ちて—尚あせず/久女」
ようけつせい‐ひんけつ【溶血性貧血】
溶血を起こし、赤血球の破壊が造血能力を超えるためにみられる貧血。先天的に赤血球の膜が弱い場合や自己免疫疾患・薬物中毒などで起こり、貧血のほか脾腫(ひしゅ)・黄疸(おうだん)などの症状を呈する。