にゅう‐どう【入道】
[名](スル) 1 仏語。 ㋐煩悩を断って悟りの境に入ること。 ㋑出家・剃髪(ていはつ)して仏道に入り修行すること。また、その人。「寂照は—してから、ただもう道心を持し」〈露伴・連環記〉 2 皇...
にゅうどう‐いか【入道烏賊】
ツメイカ科のイカ。巨大で、胴長約2メートル。ひれは長三角形で胴の半ばまでつき、触腕も長く、先端に36個の鉤(かぎ)が2列に並ぶ。北太平洋に分布。
にゅうどう‐ぐも【入道雲】
積乱雲や雄大な積雲の俗称。《季 夏》
にゅうどう‐ざき【入道崎】
秋田県西部、男鹿(おが)半島北西部の突端にある岬。なだらかな台地が広がるが、海岸は約30メートルの断崖となっている。付近はアワビ・サザエの産地。
にゅうどう‐しんのう【入道親王】
親王の宣下があったのちに仏門に入った皇族の男子。→法親王(ほうしんのう)
にゅうどう‐ぜんか【入道禅下】
出家した人の尊称。
にゅうどう‐の‐みや【入道の宮】
仏門にはいった親王・内親王または女院など。
にゅうどう‐むし【入道虫】
1 チョウやガのさなぎ。→にしどち 2 地虫(じむし)の別名。