ゲラダ‐ひひ【ゲラダ狒狒】
《gelada baboon》オナガザル科の哺乳類。雄は体長約70センチで雌はそれよりやや小さく、全身褐色の毛で覆われ、胸に無毛の赤い部分がある。雄の肩にはマント状の長毛が生える。エチオピアに分布。
げんきょくせい‐アミロイドーシス【限局性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、脳・皮膚・肺・内分泌臓器など特定の臓器にのみアミロイドが沈着する疾患の総称。→全身性アミロイドーシス
げんばく‐しょう【原爆症】
原子爆弾・水素爆弾の爆発などで発生する爆風・熱線・放射線などによる人体の障害。火傷などの外傷のほか、全身的な機能低下や発育不全、造血器障害・悪性腫瘍などの障害がある。
こうくう‐ケア【口腔ケア】
口の中を清潔にして、口腔の病気や全身疾患を予防すること。摂食・咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)などの機能を健全に維持すること。
こうげん‐びょう【膠原病】
人体の結合組織中の膠原線維(こうげんせんい)に特殊な変性の認められる一群の病気の総称。リウマチ熱・慢性関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症・皮膚筋炎・多発性動脈炎など。自己免疫が原...
こうさんきゅうせいたはつけっかんえんせい‐にくがしゅしょう【好酸球性多発血管炎性肉芽腫症】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》ANCA関連血管炎の一つ。旧称はチャーグ・ストラウス症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎。気管支喘息やアレルギー性鼻炎が悪化して、血液中に好酸球が増え、全身...
こうしょ‐トレーニング【高所トレーニング】
スポーツで、酸素の希薄な2000〜3000メートルの高所で行うトレーニング。全身の持久性の養成に役立つとされる。
こう‐の‐とり【鸛】
1 コウノトリ科の鳥。全長約1.1メートル。全身白色で、風切り羽とくちばしが黒い。松などの樹上に巣を作り、姿がタンチョウに似るため「松上の鶴」として誤って描かれた。東アジアに分布。日本では特別天...
こうまくがい‐ますい【硬膜外麻酔】
脊髄神経を麻痺させるために、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入すること。全身麻酔の補助、手術後の疼痛(とうつう)の抑制、ペインクリニックなどに用いられる。
こうりんししつこうたい‐しょうこうぐん【抗燐脂質抗体症候群】
自己免疫疾患の一つ。細胞膜のリン脂質に反応する自己抗体が血液中に生じることにより、血液が凝固しやすくなり、血栓症・習慣流産・血小板減少症などを発症する。原発性は指定難病の一つ。全身性エリテマトー...