シクロスポリン【cyclosporine】
免疫抑制剤の一。異常T細胞の増殖を抑制し、臓器移植の拒否反応や全身性エリテマトーデス(SLE)など膠原病(こうげんびょう)の治療に用いられる。 [補説]日本では、重症のアトピー性皮膚炎患者に対し...
ししお‐ざる【獅子尾猿】
オナガザル科の哺乳類。ニホンザルに近縁。全身黒色で顔の周囲に灰色のたてがみ状の長毛があり、尾の先端に房毛がある。インドの森林にすむ。
し‐たい【四体】
頭・胴・手・足。全身。→五体「—の痛も打ち忘れ」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
しま‐ふくろう【島梟】
フクロウ科の鳥。全長70センチくらい。全身褐色で黒い縞がある。北海道の森林にすむ。コタンクルカムイ。《季 冬》
しま‐へび【縞蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。無毒。全長約1.5メートル。体は褐色で4本の黒褐色の縦縞がある。全身黒色のものはカラスヘビと呼ぶ。カエル・トカゲ・ネズミ・小鳥などを捕食。日本特産。《季 夏》
しゅうさんき‐しんきんしょう【周産期心筋症】
心疾患の既往歴のない女性が出産前後に突然発症する原因不明の心筋疾患。妊娠中から分娩後5か月以内に心不全の症状が現れる。息切れ・咳(せき)・全身のむくみ・倦怠感などの症状が続く場合は、早めに受診す...
しゅうしゅくき‐けつあつ【収縮期血圧】
心臓が収縮したときの血圧。血液が心臓から全身に送り出された状態で、血圧が最も高くなるため、最高血圧とも呼ばれる。血圧値は血管の硬さ(血管抵抗)と血液量(心拍出量)によって決まる。血液の粘度が高く...
しょうえん‐ほう【消炎法】
炎症を治す方法。全身的には消炎剤、局部的には罨法(あんぽう)などが用いられる。
しょうこう‐ねつ【猩紅熱】
溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどが痛み、急に高熱を出し、全身に発疹が現れる。小児に多く、治療にはペニシリンが有効。以前は、法定伝染病・学校伝染病の一つであったが、ペニシリンで治療すれば軽...
しょうじょう‐えび【猩猩蝦】
十脚目オキエビ科の甲殻類。体長約8センチのエビ。全身朱紅色。第1・第2歩脚ははさみ状になっている。深海産で、日本では駿河湾にすむ。