はち‐よう【八葉】
1 8枚の葉、または紙。 2 8枚の花弁。特に、ハスの花の8枚の花弁を放射状に並べた形。また、その文様。 3 紋所の名。2を図案化したもの。
はちよう‐の‐くるま【八葉の車】
網代車(あじろぐるま)の一。車の箱の表面に八葉の紋をつけた牛車(ぎっしゃ)。大臣・公卿から地下人(じげにん)まで広く用いられた。紋の大小によって、大八葉車・小八葉車の別がある。
はちよう‐の‐はちす【八葉の蓮】
極楽浄土にある、花弁が8枚のハスの花。八葉の蓮華(れんげ)。
はちよう‐の‐れんげ【八葉の蓮華】
「八葉の蓮(はちす)」に同じ。「色鼻緒の雪駄には—を踏まへ」〈浄・虎が磨〉
はちり‐はん【八里半】
《味が栗(くり)(九里)に近いというしゃれから》焼き芋。
はちりょう‐きょう【八稜鏡】
唐鏡の一。円鏡の周囲を中央のとがった8枚の花弁状に縁どったもの。→八花鏡(はっかきょう)
はちろう‐がた【八郎潟】
秋田県北西部、男鹿(おが)半島の基部にある海跡湖。かつては日本第2の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、昭和39年(1964)大潟(おおがた)村がつくられ、面積の約...
はちろ‐ぐん【八路軍】
《「国民革命軍第八路軍」の略》中国の抗日運動期に華北で活動した中国共産党軍。1937年8月の第二次国共合作による抗日統一戦線によって編制され、抗日戦の主力となった。日中戦争後、新四軍と合体し人民...
はっ‐かい【八戒】
「八斎戒(はっさいかい)」に同じ。
はっかい‐さん【八海山】
新潟県南東部の山。標高1778メートル。駒ヶ岳・中ノ岳とともに越後三山とよばれ、修験道場として知られる。