いさん‐そうぞく【遺産相続】
死後に残された財産を受け継ぐこと。民法旧規定では、家督相続に対して、戸主以外の家族の死亡による財産の相続を意味するものであった。現行民法では遺産相続だけを認めている。→共同相続
いさん‐ぶんかつ【遺産分割】
複数の相続人の間で遺産を分配すること。現物分割・換価分割・代償分割・共有分割などの方法がある。 [補説]相続開始後、遺産は各共同相続人の共有となり、これを単独の所有とするためには分割手続きを行う...
イタイプ‐ダム【Itaipu Dam】
南アメリカのブラジルとパラグアイの国境を流れるパラナ川に造られた多目的ダム。パラグアイのシウダー‐デル‐エステの北に位置する。1975年着工。1991年竣工。最大堤高196メートル。発電を主とし...
いちぶじむ‐くみあい【一部事務組合】
都道府県・市町村・特別区などの地方公共団体が事務の一部を共同で処理するために設置する組合。地方自治法に規定される地方公共団体の組合の一。
いっとう‐えん【一灯園】
明治37年(1904)西田天香が創始した修養団体。また、その道場。京都市山科区にある。信者は絶対平等・無一物・無所有の共同生活を営み、奉仕、托鉢を実行する。
いっぱん‐いし【一般意志】
《(フランス)volonté générale》私利を追求する個々の意志の集合(全体意志)ではなく、共同の利益のため利己心を捨てて一体となった人民の意志。ルソーが使用しはじめた用語。
イマーム【(アラビア)imām】
《指導者の意》 1 モスクでの礼拝の導師。 2 イスラム共同体・国家の指導者(カリフ)。→カリフ 3 指導的学者の尊称。 4 シーア派の宗教的、政治的指導者。
イラン‐かくごうい【イラン核合意】
国連安全保障理事会の常任理事国である米国・英国・フランス・ロシア・中国およびドイツの6か国とイランが、2015年7月に締結した国際合意。イランが核兵器の開発を縮小する見返りに、欧米諸国が同国に対...
いり‐あい【入会/入合】
特定地域の住民が、慣習に基づいて、一定の山林原野または漁場を共同で利用し、草・薪炭材・魚介などを採取すること。
イルクーツク‐せいめい【イルクーツク声明】
平成13年(2001)3月にイルクーツクで日本の総理大臣森喜朗とロシア大統領プーチンが会談した後に署名した文書。昭和31年(1956)に調印された日ソ共同宣言が平和条約交渉の基本となる法的文書で...