ねる【寝る/寐る】
[動ナ下一][文]ぬ[ナ下二] 1 眠りにつく。寝床に入る。睡眠をとる。眠る。「ぐっすりねた」「ねる間も惜しんで働く」 2 病気で床につく。寝込む。「風邪で二、三日ねていた」 3 からだを横たえ...
ひもく‐の‐まくら【比目の枕】
男女が枕を並べて寝ること。同衾(どうきん)。共寝。〈運歩色葉〉
まき・ぬ【纏き寝/枕き寝】
[動ナ下二]互いに手を枕にして寝る。共寝する。「現(うつつ)には更にもえ言はず夢にだに妹がたもとを—・ぬとし見ば」〈万・七八四〉
ま・く【枕く/婚く/纏く】
[動カ四] 1 枕にする。枕にして寝る。「かくばかり恋ひつつあらずは高山の岩根(いはね)し—・きて死なましものを」〈万・八六〉 2 《「まぐ」とも》女性と共寝する。抱いて寝る。また、妻とする。「...
枕(まくら)定(さだ)・む
1 寝るときに、頭にする方向を定める。枕の向きによって恋人の夢が見られるとされた。「夕さればわが身のみこそ悲しけれいづれの方に—・めむ」〈後撰・恋三〉 2 男女が一緒に寝る。共寝する。「思ひのま...
よ‐とぎ【夜伽】
1 主君のため、病人のためなどに、夜寝ないで付き添うこと。また、その人。 2 女が男の意に従って夜の共寝をすること。 3 通夜(つや)に死者のかたわらで夜どおし過ごすこと。また、通夜。