ひ‐おり【引折/日折】
平安時代、内裏の馬場で5月5日に左近衛(さこんえ)の舎人(とねり)、翌日には右近衛の舎人が競馬・騎射をしたこと。また、その日。
ひがし‐の‐じん【東の陣】
《内裏の東にあったところから》宣陽門(せんようもん)の異称。
ひぎょう‐しゃ【飛香舎】
平安京内裏五舎の一。清涼殿の西北方にあり、中宮や女御(にょうご)の住まい。庭に藤を植えてあったので藤壺(ふじつぼ)ともいう。
ひな‐にんぎょう【雛人形】
雛祭りに飾る人形。形代(かたしろ)が起源ともいわれ、紙製のものが平安時代からみられる。江戸時代に入って布製で公家の正装姿の内裏雛(だいりびな)が現れ、数段の雛段に三人官女・五人囃子(ばやし)・随...
びふく‐もん【美福門】
平安京大内裏外郭十二門の一。南面し、朱雀門(すざくもん)の東に位置する。壬生御門。
びゃっこ‐ろう【白虎楼】
平安京大内裏朝堂院四楼の一。大極殿の西南にあり、蒼竜楼(しょうりゅうろう)と相対していた。西楼。
ふたが・る【塞がる】
[動ラ四] 1 いっぱいになる。ふさがる。「胸—・りて嘆く」〈かげろふ・中〉 2 方塞(かたふた)がりになる。「今宵、中神、内裏(うち)よりは—・りて侍りけり」〈源・帚木〉
ふろう‐もん【不老門】
中国、洛陽の城門の一。
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)の北門。
ぶとく‐でん【武徳殿】
平安京大内裏の殿舎の一。右近衛府の東にあり、騎射(うまゆみ)・競(くら)べ馬などのときに天皇がこの殿舎で観覧した。弓場殿(ゆばどの)。
明治28年(1895)京都の平安神宮の境内に建てられた...
ぶとく‐もん【武徳門】
平安京内裏内郭十二門の一。西面し、陰明門の南にあった。