あいたん‐どころ【朝所】
《「あしたどころ」の音変化》大内裏太政官(だいじょうかん)正庁の北東隅にあった殿舎の名。参議以上の者が会食をし、また、政務にも用いられた。あいたどころ。
あがた‐の‐いど【県の井戸】
平安京大内裏の西隅(現在の京都市上京区)にあった県宮(あがたのみや)の井戸。また、その辺りの地名。山吹と蛙(かえる)の名所。[歌枕]「かはづ鳴く—に春暮れて散りやしぬらん山吹の花」〈続後撰・春下〉
あんか‐もん【安嘉門】
平安京大内裏外郭十二門の一。北面三門のうち、西側の門。兵庫寮御門(ひょうごつかさのみかど)。
あんき‐もん【安喜門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面三門のうち、東側の門。
あんぷく‐でん【安福殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の南西にあり、侍医・薬生(やくしょう)の控所などがあった。
こうきょ【皇居】
[共通する意味] ★天子が住む所。[英] the Imperial Palace[使い方]〔皇居〕▽皇居の修築▽皇居前広場〔御所〕▽京都御所▽東宮御所〔宮城〕▽宮城遥拝(ようはい)〔宮中〕▽宮中...
だいり【内裏】
[共通する意味] ★天子が住む所。[英] the Imperial Palace[使い方]〔皇居〕▽皇居の修築▽皇居前広場〔御所〕▽京都御所▽東宮御所〔宮城〕▽宮城遥拝(ようはい)〔宮中〕▽宮中...
きゅうじょう【宮城】
[共通する意味] ★天子が住む所。[英] the Imperial Palace[使い方]〔皇居〕▽皇居の修築▽皇居前広場〔御所〕▽京都御所▽東宮御所〔宮城〕▽宮城遥拝(ようはい)〔宮中〕▽宮中...
きゅうちゅう【宮中】
[共通する意味] ★天子が住む所。[英] the Imperial Palace[使い方]〔皇居〕▽皇居の修築▽皇居前広場〔御所〕▽京都御所▽東宮御所〔宮城〕▽宮城遥拝(ようはい)〔宮中〕▽宮中...
ごしょ【御所】
[共通する意味] ★天子が住む所。[英] the Imperial Palace[使い方]〔皇居〕▽皇居の修築▽皇居前広場〔御所〕▽京都御所▽東宮御所〔宮城〕▽宮城遥拝(ようはい)〔宮中〕▽宮中...
うらまつ‐こぜん【裏松固禅】
[1736〜1804]江戸後期の有職(ゆうそく)故実家。京都の人。名は光世。固禅は法号。宝暦事件に連座し永蟄居(えいちっきょ)、以後故実研究に専念。天明8年(1788)内裏焼失の際、その研究が採...
きよはら‐の‐なつの【清原夏野】
[782〜837]平安前期の貴族・学者。清原家の祖。小倉王の子で清原の姓を賜り、臣籍に下った。内裏式の改訂、令義解(りょうのぎげ)・日本後紀の編集にあたった。
にちじょう【日乗】
[?〜1577]戦国時代の僧。出雲朝山郷の人。織田信長の寵を受け、内裏修造の奉行を務めた。キリスト教を排撃し、信長の面前でイエズス会士フロイスと宗論を交えたが敗れたという。
ふじわら‐の‐ふゆつぐ【藤原冬嗣】
[775〜826]平安初期の公卿。嵯峨天皇の親任を得、蔵人所(くろうどどころ)設置により蔵人頭となり、以後要職を歴任。「弘仁格式」「内裏式」などの撰修を行い、一族子弟のために勧学院を設けた。閑院...
よしみね‐の‐やすよ【良岑安世】
[785〜830]平安初期の学者・漢詩人。桓武天皇の皇子。遍昭の父。蔵人頭・右近衛大将などを歴任。藤原冬嗣らと「日本後紀」を撰修、「内裏式」を共撰した。また、滋野貞主(しげののさだぬし)らと「経...