えん‐きゅう【円球】
まるいたま。
えん‐きょう【円鏡】
1 まるい鏡。 2 まるい月。満月。「—の暈(かさ)今傾く」〈経国集・一三〉 3 丸餅。鏡餅。「元三(ぐわんざん)に上頭(うへとう)へあがる—で御ざる」〈虎明狂・餅酒〉
えん‐ぎょう【円教】
仏語。円満完全な教え。天台宗では法華経の教えをいい、華厳宗では華厳経の、浄土真宗では本願一乗の法をいう。
えんぎょう‐じ【円教寺】
兵庫県姫路市にある天台宗の寺。山号は書写山。康保3年(966)、性空(しょうくう)が開山、開基は花山天皇。盛時は天台三大道場の一。西国三十三所の第27番札所。書写寺。
えんくうとんそうきょく【円空遁走曲】
日本の演劇作品。昭和48年(1973)、飯沢匡の作・演出により劇団民芸が初演。
えんくう‐ぶつ【円空仏】
円空作の木彫りの仏像。鉈(なた)彫りによる素朴で大胆な作風が特色。現在まで二千数百体が発見されている。
えん‐グラフ【円グラフ】
全体を一つの円で表し、中心角を各部分の数量に比例する角度に分けていくつかの扇形にしたグラフ。
えん‐けい【円形】
まるい形。
えんけい‐かそくき【円形加速器】
磁界中を走る荷電粒子が受けるローレンツ力を向心力として、円形の軌道を描かせながら加速する装置。加速に電磁誘導を使うベータトロン、高周波の電界を使うサイクロトロン・シンクロサイクロトロン・シンクロ...
えんけい‐げきじょう【円形劇場】
1 中央を舞台とし、その四方を囲むように観客席を配した劇場形式。また、それを用いる上演形式。 2 古代ローマで、剣闘士の試合などを見せるための円形・楕円形の建造物。競技の場を中心に同心円状、階段...