ひら‐かんむり【平冠】
「ワ冠(かんむり)」に同じ。
ふく‐かかん【副花冠】
花びらの内側にある弁状の付属物。スイセンなどにみられる。副冠。
ぶらい‐かん【武礼冠】
即位式、元旦の朝賀などの大儀で、近衛の大・中・少将などの武官が礼服の際に用いた冠。
べき‐かんむり【冖冠】
⇒ワ冠(わかんむり)
べん‐かん【冕冠】
天皇や皇太子が大儀の際に着用した冠。上部に冕板(べんばん)とよばれる長方形の板状のものをのせ、その前後に5色の珠玉を連ねた糸状の飾りを垂らした。玉冠。冕。
ほう‐かん【宝冠】
1 宝石で飾った冠。 2 仏像の冠。頭全体にのせるものと額前面だけを覆うものとがある。大日如来の五智宝冠など。 3 五智宝冠または八葉蓮華をかたどった、山伏・修行者の着用したかぶり物。法冠。
ポッペアのたいかん【ポッペアの戴冠】
《原題、(イタリア)L'Incoronazione di Poppea》モンテベルディのイタリア語によるオペラ。全3幕。1642年初演。古代ローマの皇帝ネローネ(ネロ)が武将オットーネの妻ポッペ...
ま‐かんむり【麻冠】
「麻垂(まだ)れ」に同じ。
む‐かん【無冠】
1 位のないこと。無位。 2 スポーツなどのある分野で、1位でないこと。まだ、優勝していないこと。「—のまま引退する」
やま‐かんむり【山冠】
漢字の冠の一。「岩」「崩」などの「山」の称。山偏とともに「山」の部首に属する。