そば‐どころ【蕎麦処】
1 良質のソバがとれる土地。 2 そば屋のこと。看板などに書く。
それ‐どころ【其れ処】
(あとに打消しや反語の表現を伴って)とてもその程度ではないの意を表す。「—の騒ぎではない」「君に文句などない。—か感謝したい気持ちだ」
たい‐しょ【対処】
[名](スル)ある事柄・状況に合わせて適当な処置をとること。「緊急事態に—する」
た‐しょ【他所/他処】
1 ほかの場所。別の土地。よそ。「—に移り住む」「—者」 2 ほかの場所へ移ること。「それさへ—せられなば、まいていかにいかに」〈栄花・衣の珠〉
ただ‐か【直香/直処】
語義未詳。その人自身、そのもの自体の意か。一説に、その人のけはいやようすの意ともいう。「聞かずして黙(もだ)もあらましをなにしかも君が—を人の告げつる」〈万・三三〇四〉
たち‐ど【立ち所/立ち処】
1 立っている所。たちどころ。「五月山木の下やみにともす火は鹿の—のしるべなりけり」〈貫之集〉 2 物のあるべき所。置くべき所。「書きたるさま筆の—も知らぬやうなるに」〈浜松・五〉
たて‐ど【立て所/立て処】
1 物を立てる所。たてどころ。「刀の—もおぼえずして涙を流しければ」〈平治・中〉 2 筆の置きどころ。筆づかい。「そぞろに筆の—も覚え参らせず」〈仮・恨の介・下〉
つい‐の‐すみか【終の住み処/終の栖/終の棲家】
最後に安住する所。これから死ぬまで住むべき所。「これがまあ—か雪五尺」〈七番日記〉 [補説]書名別項。→終の住処
ついのすみか【終の住処】
磯崎憲一郎の短編小説。平成21年(2009)発表。同年、第141回芥川賞受賞。
てい‐しょ【低所/低処】
低い土地。また、低い見地。