のぞ・く【覗く/覘く/窺く/臨く】
[動カ五(四)] 1 物陰やすきま、小さな穴などから見る。「鍵穴から—・く」「部屋を—・く」 2 装置を用いて物体を見る。「望遠鏡を—・く」 3 高い所から低い所を見る。「谷底を—・く」 4 ひ...
のち‐じて【後仕手】
《「のちして」とも。ふつう「後ジテ」と書く》能または狂言で、前後二場ある曲の中入り後に出るシテ。⇔前仕手。
ノック‐しき【ノック式】
ボールペンやシャープペンシルなどで、末端の突起部品を押し込むと芯が出る仕組みのもの。
喉(のど)から手(て)が◦出(で)る
欲しくてたまらないことをたとえていう。「—◦出るほど欲しい珍本」
のなか‐の‐しみず【野中の清水】
1 野中にわき出る清水。特に、播磨(はりま)国印南野(いなみの)にあったという清水。冷たくてよい水であったが、のちにぬるくなってしまったという。[歌枕]「いにしへの—ぬるけれどもとの心をしる人ぞ...
の‐ぶどう【野葡萄】
ブドウ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で三つから五つに裂けていて、葉と対生して巻きひげが出る。夏、緑色の小花を多数つける。実は球形で、白・紫・青色などに変わり、大部分...
のみ‐かけ【飲(み)掛け】
飲んでいる途中であること。また、その飲み残しているもの。飲みさし。「コーヒーを—で電話に出る」「—の茶」
のり‐こぼ・る【乗り溢る】
[動ラ下二]牛車(ぎっしゃ)に女房たちが大勢で乗って、その着物の一部が外へはみ出る。また、あふれるくらい大勢で乗る。「よろしき女車のいたう—・れたるより」〈源・葵〉
は【歯】
1 鳥類以外の脊椎動物の口の中にあって、食物の保持・咀嚼(そしゃく)や攻撃・防御に関与する硬い器官。人間では言語の発声にも関与し、乳歯が生え換わると永久歯が出る。顎骨(がっこつ)に上下2列に並ん...
はい‐しゅつ【輩出】
[名](スル)すぐれた人物が続いて世に出ること。また、人材を多く送り出すこと。「逸材が—した時代」「各界に人材を—している名門校」「幾多の女流を—して近代的特色のある写生句をうむに到った」〈杉田...