こ‐ぐち【虎口】
1 城郭や陣営などの最も要所にある出入り口。小口。「一人も助けてやらじものをと、—に立ってぞ待ちかけたる」〈謡・烏帽子折〉 2 合戦などで、最も重要な局面。また、極めて危険な戦い。〈日葡〉
こ‐ぜき【小関】
敵の出入りを防ぐ小さい関所。「大関—ほりきって」〈平家・四〉
こっかい‐きしょう【国会記章】
国会に出入りする衆参両院議員・議員秘書・政党職員・国会職員・報道関係者らが資格証明として付ける記章の総称。議院記章。
この‐ほう【此の方】
[代]一人称の人代名詞。わたくし。自分。男性が用いる。「—の屋敷は昼さへ出入り難く」〈浄・天の網島〉
こ‐ぼうし【小法師】
1 年若い僧。 2 中世・近世、御所に出入りし、掃除などをした身分の低い者。
こ‐まく【小幕】
1 野外に陣屋などを設けるときに外幕の内側に張る小さい幕。内幕。 2 人形芝居で、舞台の上手(かみて)・下手(しもて)にある人形の出入り口に下げる幕。切り幕。 3 上方歌舞伎で、中入(なかいり)...
こも‐だれ【薦垂れ】
1 出入り口に薦を垂らしてあること。また、その薦。 2 貧しい住居。
こわれ【壊れ/毀れ】
こわれること。こわれた物。「塀の—から犬が出入りする」「—瓶(がめ)」「—椅子」
ごた‐つ・く
[動カ五(四)] 1 整理がつかず混乱する。混雑した状態になる。ごたごたする。「出入り口が—・く」「大掃除で—・いている」 2 争い事が起きて、もめる。紛糾する。もつれる。「相続問題で—・く」
ごふく‐じょ【呉服所】
江戸時代、幕府・禁裏・大名家などに出入りして衣服類などを調達した呉服屋。金銀の融通もした。呉服師。