しゅっ‐け【出家】
[名](スル)世俗の生活を捨て、僧となって仏道を修行すること。また、その人。「俗世を厭い—する」⇔在家(ざいけ)。
しゅっけ‐おち【出家落ち】
僧が堕落すること。また、還俗(げんぞく)すること。また、その僧。
しゅっけ‐ぐかい【出家具戒】
仏門に入って、僧尼となるための具足戒を受けること。
しゅっけ‐とくど【出家得度】
仏門に入り、官府から下付される許可証(度牒(どちょう))を受けて僧尼になること。現今は、寺に入って剃髪(ていはつ)の式を挙げることをいう。
しゅっけとそのでし【出家とその弟子】
倉田百三の戯曲。6幕13場。大正5年(1916)発表。親鸞(しんらん)の子の善鸞と弟子の唯円の信仰と恋愛問題を通して、「歎異抄」の教えを戯曲化したもの。
す‐け【出家】
「しゅっけ」の直音表記。「一日の—の功徳は、はかりなきものなれば、なほ頼ませ給へ」〈源・夢浮橋〉