のうまく‐しゅっけつ【脳膜出血】
脳膜の血管が破裂して起こる出血。その場所により、蜘蛛膜下(くもまくか)出血・硬膜下出血・硬膜外出血がある。
はい‐しゅっけつ【肺出血】
肺から出血している状態。胸部の外傷や肺結核・肺癌などでみられる。通常、喀血(かっけつ)や血痰(けったん)として認められる。
はっけつ‐びょう【白血病】
血液中の白血球が異常に増加する病気。多いのは急性白血病で、未熟な白血球が増殖して造血・免疫機能が低下し、発熱・貧血・出血傾向や脾臓(ひぞう)・リンパ節の腫(は)れなどの症状がみられる。慢性白血病...
はな‐ぢ【鼻血】
1 鼻からの出血。鼻出血(びしゅっけつ)。 2 (「鼻血も出ない」「鼻血しか出ない」などの形で)出すものはすべて出した意で、有り金を使いはたしたたとえにいう。「競馬ですってもう—も出ない」
はんしん‐ふずい【半身不随】
身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身に麻痺が起こる。片麻痺(へんまひ)。
ハンタウイルス【hantavirus】
ブニヤウイルス科ハンタウイルス属のウイルスの総称。ネズミなど齧歯(げっし)類を媒介して人に感染し、ハンタウイルス肺症候群や腎症候性出血熱などを起こす。
バンチ‐しょうこうぐん【バンチ症候群】
イタリアの医師バンチ(G.Banti)が1899年に報告した病気。脾臓(ひぞう)の腫(は)れ・貧血・白血球減少・消化管出血・腹水などの症状を呈し、原因は不明。特発性門脈圧亢進症とほぼ同義。40歳...
ひか‐いっけつ【皮下溢血】
⇒皮下出血
ひか‐しゅっけつ【皮下出血】
打ち身などで皮下組織にある血管が切れて出血すること。血液は体外に出ず、暗色の斑状を示す。血管ないし血液の異常によって起こる場合もある。
ひん‐けつ【貧血】
血液中の赤血球数またはヘモグロビン量が正常以下となり、酸素運搬能力が低下した状態。出血や栄養不足、骨髄の造血機能低下、溶血などさまざまな原因によって起こる。顔色が白く、疲れやすく、動悸(どうき)...