ゆさぶられっこ‐しょうこうぐん【揺さ振られっ子症候群】
首の据わらない乳児を強く揺することで起こる、頭蓋内出血・眼底出血・硬膜下血腫などの症状。予後に脳性麻痺・運動障害・視力障害などが残り、最悪の場合は死亡する。長時間のドライブでも起こる。乳幼児揺さ...
ゆちゃく‐たいばん【癒着胎盤】
胎盤が子宮に癒着した状態。通常、胎盤は分娩後に自然にはがれて子宮から排出されるが、癒着胎盤の場合は剝離しにくく、大量出血を起こしたり感染症にかかる危険性が高くなる。
ラッサ‐ねつ【ラッサ熱】
ラッサウイルスの感染によって起こる感染症。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一。1、2週間の潜伏期ののち、急に高熱が出てインフルエンザに似た症状がみられ、重症では腎不全や全身の出血傾...
レプトスピラ‐びょう【レプトスピラ病】
病原性をもつレプトスピラが感染して起こる病気。ネズミなどの保菌動物の尿で汚染された水や土壌から経皮的・経口的に感染する。動物由来感染症の一つ。菌の血清型の違いによりいくつかの種類がある。軽症の場...
ワイル‐びょう【ワイル病】
黄疸(おうだん)出血性レプトスピラ病の別名。1886年にドイツの内科医師ワイル(Adolf Weil)が報告した。