でいり‐ぐち【出入り口】
人の出入りする所。
でいり‐こ【出入り子】
サメの幼魚。一定の成長期までは、母魚の口からその腹に出入りするといわれたことからの名。
でいり‐すじ【出入り筋】
1 商売などで、いつも出入りしている家。得意筋。 2 江戸幕府の訴訟手続きの一。奉行所が原告と被告を呼び出し、対決審問のうえ、判決を下す手続き。主に民事を扱った。→吟味筋
でいり‐ば【出入り場】
1 ひいきにされていつも出入りしている得意先。「何処かの—の息子か、乃至若い者なぞに出会(であう)わサ」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 やくざなどのけんか場。
でいり‐ぼうこう【出入り奉公】
住み込みでなく、自宅から通ってする奉公。「両人は別家を持たせ、一日替はりに—と定め」〈浮・織留・二〉
で‐おくれ【出遅れ】
出遅れること。「序盤戦の—があとあとまで響く」
で‐おく・れる【出遅れる】
[動ラ下一]出るのがおそくなる。また、活動を始めるのが遅れる。「スタートで—・れる」
で‐おち【出落ち】
コントなどで、舞台に出たときに客を笑わせるような仕掛け。出た瞬間に「落ち(最も笑わせる最後の部分)」と同じほどのインパクトを与えることから。
で‐おんな【出女】
1 江戸時代、各地の宿場にいた客引き女。多くは売春婦を兼ねた。「—の面しろじろと見せて、講参りの通し馬を引き込み」〈浮・一代女・六〉 2 江戸時代、江戸から地方へ出ていく女。→入(い)り鉄砲(で...
で‐かか・る【出掛(か)る/出懸(か)る】
[動ラ五(四)]もう少しで出るところである。また、一部分が出ている。「結論が—・る」「地平線から太陽が—・る」