ぶん‐すい【分水】
[名](スル)水の流れが分かれること。また、川の流れを分けること。「—して灌漑に使う」
ぶんすい‐かい【分水界】
雨水が、二つ以上の水系へ分かれて流れる境界。分水線。
ぶんすい‐れい【分水嶺】
1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。 2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。
ぶん‐そん【分村】
[名](スル) 1 本村から分離した村。 2 村の多くの人が集団でよその土地に移住し、新しく村をつくること。また、その村。 3 一つの村が二つ以上に分かれること。また、分けること。
ぶん‐たい【分隊】
1 本隊から分かれた隊。 2 軍隊の編制単位の一。旧日本陸軍では小隊の下位、指揮上の最小単位。旧日本海軍では陸軍の中隊に相当。
ぶん‐だん【分団】
1 団体の本部から分かれて設けられた組織。 2 こまかく分かれた集団。グループ。
ぶん‐だん【分断】
[名](スル)一つにつながっているものを分かれ分かれに切り離すこと。「がけ崩れで鉄道が—される」
ぶん‐てん【分店】
本店から分かれて独立した店。また、支店のこと。
ぶん‐とう【分党】
[名](スル)政党が解散し、複数の政党に分かれること。→分派 [補説]政党交付金は、分党後の各政党の所属議員数に応じて比例配分される。これに対し、政党から一部議員が離脱して新政党を結成する分派の...
ぶん‐ぱ【分派】
[名](スル) 1 主となるものから分かれ出ること。また、分かれたもの。「阿蘇の—の一峰の右に」〈独歩・忘れえぬ人々〉 2 主となる勢力から分かれて別に一派をなすこと。また、その一派。「—を立てる」