あお‐しお【青潮】
赤潮のうち、比較的緑色に見えるもの。また、有機物の分解に酸素が消費され、酸素の乏しくなった海水が水面に上昇し、青白く見えるもの。水生生物に被害を与える。
アクアポニックス【aquaponics】
水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型生産システム。魚などの排泄物は微生物に分解されて植物の肥料となり、浄化された水は再び水槽に戻される。アクアポニクス。
アクリル‐アミド【acrylic amide】
アクリロニトリルの加水分解などによって得られる無色の結晶。重合体は接着剤・塗料・合成繊維に用いる。発癌性(はつがんせい)をもつとされ、日本では劇物に指定。炭水化物やアミノ酸を多く含む食品を高温調...
あ‐しょうさん【亜硝酸】
水溶液としてだけ存在する弱酸。分解しやすく、加熱すると一酸化窒素を発生して硝酸になる。化学式HNO2
あしょうさん‐アンモニウム【亜硝酸アンモニウム】
亜硝酸鉛に硫酸アンモニウムを反応させるなどして得られる、無色で潮解性の結晶。加熱すると窒素と水に分解する。化学式NH4NO2
あしょうさん‐ナトリウム【亜硝酸ナトリウム】
硝酸ナトリウムを熱分解して得られる無色の結晶。水に溶けやすい。アゾ染料の製造や食品添加物などに利用。化学式NaNO2
アジか‐ナトリウム【アジ化ナトリウム】
ナトリウムのアジ化物。無色の結晶。六方晶系。加熱するとセ氏300度で窒素とナトリウムに分解する。爆発性および毒性をもつ。ナトリウムアジド。化学式NaN3
アスパラギナーゼ【asparaginase】
アスパラギンをアスパラギン酸とアンモニアに加水分解する酵素。白血病、リンパ腫などに対する抗腫瘍効果をもつことが知られる。また、毒性が強いアクリルアミドの生成を抑えるはたらきがあるため、食品添加物...
アスパラギン【asparagine】
アミノ酸の一。最初アスパラガスから発見された。植物界に広く存在し、特に発芽したマメ類やジャガイモには遊離した形で多量に存在する。加水分解によりアスパラギン酸を生じる。
アセチルコリンエステラーゼ【Acetylcholinesterase】
神経組織の情報伝達を担うアセチルコリンを加水分解し、そのはたらきを阻害する酵素。コリンエステラーゼ。