ぶん‐そ【分疏】
[名](スル) 1 箇条に分けて述べること。「今上に明ならざる者を—すれば」〈岡三慶・今昔較〉 2 申し開き。弁解。弁明。「温は自ら長安に入って、要路に上書して—した」〈鴎外・魚玄機〉
ぶん‐そうおう【分相応】
[名・形動]その人の身分や能力にふさわしいこと。また、そのさま。応分。「—な(の)生活をする」
ぶん‐そん【分損】
損害保険で、被保険物の一部が被る損害。→全損
ぶん‐そん【分村】
[名](スル) 1 本村から分離した村。 2 村の多くの人が集団でよその土地に移住し、新しく村をつくること。また、その村。 3 一つの村が二つ以上に分かれること。また、分けること。
ぶん‐ぞう【分蔵】
書物・美術品などをいくつかの場所に分けて所蔵すること。
ぶん‐たい【分隊】
1 本隊から分かれた隊。 2 軍隊の編制単位の一。旧日本陸軍では小隊の下位、指揮上の最小単位。旧日本海軍では陸軍の中隊に相当。
ぶん‐たん【分担】
[名](スル)仕事などを分けて受け持つこと。分けて負担すること。「役割を—する」
ぶんたん‐きん【分担金】
分担する金銭。特に、国や地方公共団体などが、特定の事業の経費にあてるため、その事業により特別な利益を受ける者から徴収する金銭。「受益者—」
ぶん‐だい【分大】
大分大学の俗称。
ぶん‐だ・つ【分立つ】
[動タ四] 1 区別がはっきりしている。きわだつ。「白川の流れ、西の岸根—・って」〈浮・三所世帯〉 2 他と分けて別にする。独立させる。「お亀夫婦を引き取って、—・って商ひさせ」〈浄・卯月の潤色〉