かつら‐むき【桂剝き】
大根・キュウリなどを長めの輪切りにして、皮をむくように薄く長く帯状に切ること。
かなきり‐ごえ【金切り声】
金属を切るときに出る音のように、高く張り上げた鋭い声。細くて甲高い声。ふつう女性の声にいう。「—をあげる」
かな‐ぎ・る【金切る】
[動ラ四]金属を切るときのような鋭い高い音・声を出す。金切り声を出す。「恋し懐かし妬ましと、空に—・る恨みの声」〈浄・天鼓〉
かな‐ばさみ【金鋏/金鉗】
1 金属板や針金を切るのに用いるはさみ。 2 「金箸(かなばし)」に同じ。
かね‐のこぎり【金鋸】
金属を切るのこぎり。かなひきのこ。かねのこ。
かね‐びら【金片】
[名]金銭。「—で枕を付けるのは嫌ぢゃああるまいか」〈人・雪の梅・四〉
[形動]《「金片を切る」の略。近世江戸語》金遣いが荒いさま。「茶飯(さはん)さんも生姜(しゃうが)の(=ケチナ)癖に—...
かべ【壁】
1 建物の外周の部分。また、部屋などを仕切るもの。木舞(こまい)を芯に練った土を塗ったり、板を張ったり、石・煉瓦(れんが)を積んだりして作る。 2 前進を阻むもの。進展の妨げとなるもの。障害。「...
かみ‐きり【紙切り】
1 紙を切ること。また、そのための小刀。 2 客が注文した物の形を即席で切り抜く寄席演芸。
かみ‐きり【髪切り】
1 髪を切ること。また、その道具。 2 「天牛(かみきりむし)」の略。 3 遊女が客に偽りのない気持ちを示すために、髪を切って与えること。「指きり—入墨子(いれぼくろ)」〈松の葉・四〉
かみきり‐こがたな【紙切り小刀】
紙を切るのに使う小刀。紙切り。ペーパーナイフ。