しゃこう‐しん【射幸心/射倖心】
まぐれ当たりによる利益を願う気持ち。「—をあおる」
蝦蛄(しゃこ)で鯛(たい)を釣(つ)る
わずかな元手で大きな利益を得ることのたとえ。また、わずかな贈り物をして高価な返礼を受けることのたとえ。海老(えび)で鯛を釣る。
しゃば‐け【娑婆気】
現世に執着する心。世俗的な名誉や利益を求める心。しゃばき。しゃばっけ。「—を起こす」「—が抜けない」
しゃ‐り【射利】
手段を選ばないで、ただ利益を得ようと考えること。また、偶然の利益をあてにすること。「敢て—の計にあらず、聊か我が開化を助くるの微意なりと」〈新聞雑誌五七〉
シャープ‐レシオ【Sharpe ratio】
投資のリスクに対するリターンの大きさを示す指標。過去の一定期間にポートフォリオがどれだけ安定して利益を上げたかを示すもので、投資信託などの運用実績の評価に広く用いられる。米国の経済学者ウィリアム...
しゅう‐えき【収益】
事業などによって利益を得ること。また、その利益。「—をあげる」
しゅうじん‐の‐ジレンマ【囚人のジレンマ】
ゲームの理論における重要な概念の一つ。二人の容疑者が別室で尋問され、一方が自白し、もう一方が黙秘の場合、前者は釈放、後者は10年の懲役となり、二人とも黙秘の場合は懲役1年、二人とも自白の場合は懲...
秋波(しゅうは)を送(おく)・る
1 異性の関心をひこうとして色目を使う。「向かい側の男性に—・る」 2 自分の利益のために相手の関心をひこうとする。「大国に—・る」
しゅうひょう‐マシン【集票マシン】
共通の利益を守るために、選挙の際に結束し、特定の候補者や政党に投票するような業界団体・宗教団体・労働組合などの組織をいう。
しゅつ‐えん【出捐】
[名](スル) 1 金品を出して人を救うこと。「医薬品を—する」 2 当事者の一方が自分の意思で、財産上の損失をし、他方に利益を得させること。