ぜん‐てい【前提】
1 ある物事が成り立つための、前置きとなる条件。「匿名を—に情報を提供する」「結婚を—につきあう」 2 論理学で、推論において結論が導き出される根拠となる判断。⇔結論。
ぜん‐てい【前程】
行く先。行く手。また、将来のこと。前途。「なるほど舟の上では—の事は問わぬのであった」〈蘆花・思出の記〉
ぜんてい‐きかん【前庭器官】
内耳にある、平衡をつかさどる器官。前庭中の卵形嚢(のう)・円形嚢、および膜三半規管からなる。
ぜんてい‐きゅう【前庭球】
膣前庭(ちつぜんてい)の左右両側にある扁平(へんぺい)な棒状の海綿体。男性の尿道海綿体に相当する。性的興奮により膨張し、後部にある大前庭腺を圧迫して分泌物を排出させる。
ぜんてい‐しんけい【前庭神経】
内耳神経のうち、平衡感覚を伝える感覚神経。聴覚を司る蝸牛(かぎゅう)神経と内耳道で合流する。平衡神経。
ぜんていじょうけん‐プログラム【前提条件プログラム】
⇒ピー‐アール‐ピー(PRP)
ぜんてい‐そう【前庭窓】
中耳の鼓室の内側壁にある卵円形の小孔。内耳の前庭に通じているが、アブミ骨で塞がれている。卵円窓。→蝸牛窓(かぎゅうそう)
ぜん‐てきおう【前適応】
生物のある形質が、進化の過程で元来とは別の機能や役割をもつ形質として転用されること。
ぜん‐てつ【前哲】
「先哲」に同じ。
ぜん‐てつ【前轍】
1 前に通った車のわだち。 2 前の人の失敗。