ざ‐ぜん【座前】
1 座席のまえ。 2 手紙で、あて名の脇付(わきづけ)に用いて敬意を表す語。
獅子(しし)の分(わ)け前(まえ)
《「イソップ物語」から》強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。
し‐ぜん【史前】
有史以前。先史。
しそういぜん【思想以前】
安藤一郎の第1詩集。昭和5年(1930)刊行。
した‐まえ【下前】
衣服の前身頃(まえみごろ)を合わせたとき、内側になる身頃。下交(したが)い。⇔上前(うわまえ)。
しゅん‐ぜん【春前】
春のはじめ。春さき。
しょう‐ぜん【承前】
前の文章を受けて続いていること。また、続きものの文章の初めなどに書く語。
しょう‐ぜん【生前】
1 「せいぜん(生前)」に同じ。「—の面目此上や候べき」〈樗牛・滝口入道〉 2 生まれる以前。〈日葡〉
しょく‐ぜん【食前】
1 食事をする前。「—酒」⇔食後。 2 食事をする席の前。
しり‐さき【尻前/後前】
位置・方向・時間などの前後。あとさき。「やうやう日も暮がたになりぬ。—見れば、人ひとりも見えずなりぬ」〈宇治拾遺・一三〉