こうが‐せき【剛化石】
⇒抗火石
ごう【剛/豪】
[名・形動]《古くは「こう」》力が強いこと。勇ましいこと。また、そのさま。「柔よく—を制す」「—の者」「賊中の—なる者でございましょうな」〈芥川・戯作三昧〉
ごう【剛】
[常用漢字] [音]ゴウ(ガウ)(慣) コウ(カウ)(呉)(漢) 1 強くて堅い。丈夫で堅いもの。「剛球・剛性・剛毛/金剛」 2 気性や意志が強い。「剛毅(ごうき)・剛健・剛胆・剛直/強剛・外柔...
ごう‐えん【強縁/剛縁】
有力者や権力者と縁故のあること。また、それを利用してわがままな行いをすること。「郎等、本の妻(め)はありけれども、—を取ると思ひて、喜ぶこと限りなし」〈今昔・二六・五〉
ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈平治・上〉
ごう‐かい【剛塊】
⇒クラトン
ごう‐かん【剛悍/豪悍】
[名・形動]強くて荒々しいこと。また、そのさま。「女の—なる者夫を奴隷視する」〈阪谷素・明六雑誌三二〉
ごう‐き【剛毅/豪毅】
[名・形動]意志が堅くて強く、くじけないこと。また、そのさま。「—な性格」 [派生]ごうきさ[名]
ごう‐き【豪気/剛気】
[名・形動] 1 強く勇ましい気性。大胆で、細かいことにこだわらないこと。また、そのさま。「うわべだけ—を装う」「—な気風」 2 「ごうぎ(豪儀)1」に同じ。 [派生]ごうきさ[名]
剛毅(ごうき)木訥(ぼくとつ)仁(じん)に近(ちか)し
《「論語」子路から》剛毅で飾りけのない人は、道徳の理想である仁に近い。