ごう‐ちょく【剛直】
[名・形動]気性が強く、信念を曲げないこと。また、そのさま。「昔気質の—な人柄」 [派生]ごうちょくさ[名]
ごう‐の‐もの【剛の者】
《古くは「こうのもの」》 1 武勇にすぐれた者。つよくて勇敢な者。つわもの。 2 ある方面に特に強い者。その道の達人。また、したたか者。つわもの。「色事にかけては—だ」
ごう‐ふく【剛愎】
[名・形動]頑固で人に従わないこと。意地っ張りで気が強いこと。また、そのさま。「負けじ魂の強い—な彼に」〈野上・迷路〉
ごう‐ふく【剛腹】
[名・形動]度量が大きく、こせこせしないこと。大胆でものおじしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。「—な男」
ごう‐まい【豪邁/剛邁】
[名・形動]気性が強く人よりすぐれていること。また、そのさま。「軍人諸氏の—なる意風(いき)を察するに」〈独歩・愛弟通信〉
ごう‐もう【剛毛】
かたい毛。こわい毛。また、環形動物や昆虫の太くて短いキチン質の毛状突起。
ごう‐もう【剛猛/豪猛】
[名・形動]強くたけだけしいこと。また、そのさま。「—な勇士」
ごう‐ゆう【豪勇/剛勇/強勇】
[名・形動]強くいさましいこと。勇気があってものおじしないさま。また、その人。「名だたる—の士」「—無双」
ごう‐りき【強力/剛力】
[名・形動] 1 力が強いこと。また、そういう人や、そのさま。「—無双」 2 登山者の荷物を背負い道案内をする人。「富士山の—」 3 修験者に従って荷物を運ぶ下男。「いかにこれなる—、留(と)ま...
ごう‐れい【剛戻】
強情で心がねじけていること。剛愎(ごうふく)。