たがい‐に【互いに】
[副]双方が同じようなことをしあうさま。また、同じような状態にあるさま。「—顔を見合わす」「—助け合う」
他山(たざん)の石(いし)
よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。「他社の不祥事を—として会計の透明化をはかる」→他山の石以て玉を攻むべし [補説]質の悪い石でも玉を磨くのに役立つ...
他山(たざん)の石(いし)以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし
《「詩経」小雅・鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。→他山の石[補説]
たすけ【助け/扶け】
1 たすけること。また、その人。「—を呼ぶ」 2 手助けしたり補ったりするもの。「友人の忠告が—になる」
たすけ‐あい【助け合い】
助け合うこと。「歳末—運動」
たすけ‐ぶね【助け船】
1 水上での遭難を救助するために出す船。救助船。 2 人が困っているときに助けるもの。助勢。「返答に詰まった友人に—を出す」
たす・ける【助ける/扶ける/援ける/佐ける】
[動カ下一][文]たす・く[カ下二] 1 力を貸して、危険な状態から逃れさせる。救助する。「おぼれている子を—・ける」「命を—・ける」 2 経済的に困っている人などに金品を与えて苦しみ・負担を軽...
たずき‐な・し【方便無し】
[形ク]頼るものがない。よるべがない。また、方法がない。「この人の—・しと思ひたるを、もてなし助けつつ」〈源・夕顔〉
袂(たもと)に縋(すが)・る
願いを聞いてもらうまでは離すまいと、人のたもとをとらえる。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。「—・って食いつなぐ」
たよ・る【頼る/便る】
[動ラ五(四)]《「手(た)寄る」の意》 1 たのみとする。つてを求めて近づく。「友人を—・って上京する」 2 助けとして用いる。依存する。「つえに—・って歩く」「自然の恵みに—・る」 [可能]...