ねぎら・う【労う/犒う】
[動ワ五(ハ四)]苦労や骨折りに感謝し、いたわる。現代では、同等または下の人に対して用いる。「従業員の労を—・う」
ね・ぐ【労ぐ/犒ぐ】
[動ガ上二] 1 神の心を慰めて、加護を願う。「和魂(にきみたま)を—・ぎて王船(みふね)の鎮めとし」〈神功紀〉 2 いたわる。慰める。ねぎらう。「勇みたる猛き軍士(いくさ)と—・ぎ給ひ」〈万・...
ろう【労】
1 心やからだを使ってそのことに努めること。また、そのための苦労・努力。ほねおり。「—をねぎらう」 2 長年勤め上げて功労のあること。年功。「勘解由判官の—六年」〈源順集・詞書〉 3 経験を積ん...
ろう【労〔勞〕】
[音]ロウ(ラウ)(呉)(漢) [訓]つかれる いたわる ねぎらう [学習漢字]4年 1 精を尽くして働く。骨折り。「労作・労賃・労働・労務・労力/勤労・功労・就労・徒労・不労・報労」 2 精が...
ろう‐いつ【労逸】
骨折りと楽しみ。労苦と安逸。
ろう‐えき【労役】
身体を動かして課せられた役務をすること。「—して自分の無能力を体験した」〈有島・小さき者へ〉
ろうえき‐じょう【労役場】
罰金または科料を完納できない者を収容して労役に従事させる場所。刑務所に付設される。
労(ろう)多(おお)くして功(こう)少(すく)なし
苦労した割には効果が少ない。
ろう‐おん【労音】
《「勤労者音楽協議会」の略称》勤労者のための音楽鑑賞組織。昭和24年(1949)大阪で発足、以後、各地に広がり、昭和30年(1955)には全国労音連絡会議が結成された。
ろう‐がい【労咳/癆痎】
漢方で、肺結核。癆。