かん‐じょ【寛恕】
[名・形動](スル) 1 心が広くて思いやりのあること。また、そのさま。「勇気ある人はその心—にして」〈中村訳・西国立志編〉 2 過ちなどをとがめだてしないで許すこと。「御—を請う」
かん‐ぷく【感服】
[名](スル)深く感心して、尊敬・尊重の気持ちを抱くこと。「勇気ある態度に—する」
きゅうこん‐でんせつ【求婚伝説】
伝説の類型の一。勇気のあるすぐれた男が、他国へ旅をして身分の高い女とめぐりあい求婚する。女の親から多くの難題を出されて苦労するが、解決して結婚するというもの。
きょう‐もう【凶猛/兇猛】
[名・形動]荒々しくたけだけしいこと。また、そのさま。「ほとんど常軌を逸した、—な勇気が」〈芥川・偸盗〉
ぎ‐たん【義胆】
正義を貫く精神。正義を行う勇気。
ぎ‐ゆう【義勇】
正義と勇気。また、正義のために発する勇気。
義(ぎ)を見(み)てせざるは勇(ゆう)無(な)きなり
《「論語」為政から》人としてなすべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからである。
グリット【grit】
気概。気骨。勇気。根性。ガッツ。
けっき‐の‐ゆう【血気の勇】
一時の意気に任せて、先のことを考えない勇気。向こう見ずの一時的な勇気。「—にはやる」
げん‐とく【元徳】
たくさんの徳の中で最も根本となるもの。プラトンは知恵・勇気・節制・正義の四徳をあげ、中世キリスト教の支配した時代には信仰・希望・愛の神学的三徳をいった。主徳。