ち‐ゆう【知勇/智勇】
知恵と勇気。また、知者と勇者。「—兼ね備えた名将」
掉尾(ちょうび)の勇(ゆう)を奮(ふる)・う
最後の勇気をふるい起こしてがんばる。
ちょとつ‐きゆう【猪突豨勇】
《「漢書」食貨志から。「豨」はイノシシの子の意》イノシシやイノシシの子のように、あとさきを考えずに突き進む勇気。また、そうした勇気のある人。猪勇。
ちょ‐ゆう【猪勇】
イノシシのように、目標に向かって突進する向こう見ずな勇気。また、その人。
ちん‐ゆう【沈勇】
[名・形動]落ち着いていて勇気のあること。また、そのさま。「—の士」「—だと御賞美になったのも」〈芥川・或日の大石内蔵助〉
つわ‐もの【兵】
1 武器をとって戦う人。兵士。軍人。また特に、非常に強い武人。「歴戦の—」「古(ふる)—」「夏草や—どもが夢の跡」〈奥の細道〉 2 勇気のある強い人。また、その方面で腕を振るう人。猛者(もさ)。...
とく‐もく【徳目】
徳を分類した細目。儒教における仁・義・礼・智・信や古代ギリシャでの知恵・勇気・正義・節制、キリスト教における信仰・希望・愛など。
白刃(はくじん)踏(ふ)むべし
《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。
ばん‐ゆう【蛮勇】
事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。「—を振るう」
ばん‐りょく【蛮力】
1 蛮勇の力。粗暴な勇気。 2 向こう見ずに振るう腕力。