ゆう‐みょう【勇猛】
[名・形動ナリ]「ゆうもう(勇猛)」に同じ。「文覚(もんがく)無上の願を起こして—の行を企つ」〈平家・五〉
ゆう‐めい【勇名】
勇気があるという評判。「天下に—をはせる」「—をとどろかす」
ゆう‐もう【勇猛】
[名・形動]勇気があって何物をも恐れないこと。また、そのさま。「—な武将」「—果敢」 [派生]ゆうもうさ[名]
ゆうもう‐しん【勇猛心】
勇気があって物事に屈しない心。
ゆう‐やく【勇躍】
[名](スル)いさみ立ち、心がおどること。副詞的にも用いる。「—して決勝戦に臨む」
ゆう‐りき【勇力】
「ゆうりょく(勇力)」に同じ。「神変希代(じんぺんきたい)の—の男子となって」〈浄・嫗山姥〉
ゆう‐りゃく【勇略】
勇気と、すぐれた計略。「如何にレオンチアデスに—ありとも」〈竜渓・経国美談〉
ゆう‐りょく【勇力】
強い力。すぐれた力。ゆうりき。「非常の—あるに非ざれば知らずして流れ」〈福沢・学問のすゝめ〉
ゆう‐れつ【勇烈】
[名・形動]いさましくはげしいこと。また、そのさま。「—な戦士」
勇(ゆう)を鼓(こ)・す
勇気を奮い起こす。「—・して進む」