かん‐じょう【勘定】
[名](スル) 1 物の数量、または金銭を数えること。「売上金の—が合わない」「人員を—する」 2 代金を支払うこと。また、その代金。「—を済まして店を出る」 3 他から受ける作用や、先々生じる...
かん‐じょう【勘状】
考えた結果を書き記したもの。「いまだ—を進ぜずして」〈立正安国論〉
勘定(かんじょう)合(あ)って銭(ぜに)足(た)らず
帳簿の計算は合うが現金が足りない。理論と実際とが一致しないたとえ。算用合って銭足らず。
かんじょう‐かた【勘定方】
1 会計係。出納役。勝手方。 2 江戸時代、幕府・各藩で金銭の出納を担当した役。勝手方。
かんじょう‐かもく【勘定科目】
簿記で、計算や整理の便宜上、諸種に類別した勘定の名称。
かんじょう‐がき【勘定書(き)】
売掛金・代金の請求書。かんじょうしょ。
かんじょう‐がしら【勘定頭】
⇒勘定奉行(ぶぎょう)
かんじょう‐ぎんみやく【勘定吟味役】
江戸幕府の職名。老中に属して勘定所の事務全般の監査に当たった。勘定吟味方。
かんじょう‐くみがしら【勘定組頭】
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、勘定衆を指揮して勘定所の事務を取り扱った。寛文4年(1664)設置。
かんじょう‐こうざ【勘定口座】
簿記で、勘定科目ごとに記録・計算を行う帳簿上の場所。