せいじ‐けいさつ【政治警察】
既存の政治体制の安全・安定のために、反体制勢力の取り締まりと治安維持を任務とする警察。ナチスのゲシュタポ、第二次大戦前の日本の特別高等警察などの類。→公安警察
せい‐ぜん【西漸】
[名](スル)勢力・文化などが、次第に西方へ移ること。
せいぞうきんし‐れい【聖像禁止令】
726年、東ローマ帝国皇帝レオ3世が発布した聖像崇敬を禁止する勅令。信仰上の理由のほかに、修道院勢力の抑圧を目的としていたためローマ教会が反発し、教会の東西分裂の一因となった。聖像破壊令。イコノ...
せい‐ぼう【勢望】
勢力と人望。
せいりょく‐か【勢力家】
勢力のある人。「地元の—」
せいりょく‐きんこう【勢力均衡】
互いの勢力がつり合った状態にあること。特に、諸国家が相互に敵対・友好の複雑な関係を結んで牽制(けんせい)し合うことで国際平和を維持すること。バランス‐オブ‐パワー。
せいりょく‐けん【勢力圏】
「勢力範囲」に同じ。
せいりょく‐はんい【勢力範囲】
1 勢力の及ぶ範囲。縄張り。 2 自国の領土外で、政治的、経済的な優先権を得ている地域。
せいわ‐げんじ【清和源氏】
清和天皇の子孫で源姓を賜った氏。天皇の皇子の孫、経基王の一流が栄えて諸国に分かれ、地方に土着して武士団の棟梁となり、勢力をのばした。頼義・義家のとき関東武士と結んで地盤を築き、頼朝は鎌倉幕府を開...
せっ‐けん【席巻/席捲】
[名](スル)《「戦国策」楚策から》むしろを巻くように領土を片端から攻め取ること。はげしい勢いで、自分の勢力範囲をひろげること。「市場を—する」