つつみ‐がまえ【包(み)構え】
漢字の構(かま)えの一。「勺」「包」などの「勹」の称。
つつみ‐がみ【包(み)紙】
物を包むために使う紙。包装紙。
つつみ‐がわら【包(み)瓦/堤瓦】
棟を包むのに用いる半円筒形の瓦。
つつみ‐ぎん【包み銀】
江戸時代、銀座または両替商などで紙で包み、封印した銀貨。金額が表記されており、一般にそのままの状態で授受された。常是(じょうぜ)包み・銀座包み・仲間包みなどがある。金の場合は包み金(きん)という。
つつみ‐こ・む【包(み)込む】
[動マ五(四)]包んで中に入れる。すっぽりと包む。「本をふろしきに—・む」「甘い香りに—・まれる」
つつみ‐じょう【包み状】
書状を別の紙で包み、のりで封をしたもの。
つつみ‐な【包(み)菜】
サンチュの別名。朝鮮料理で、焼肉などを包んで食べることから。
つつみ‐ぶみ【包み文】
薄様(うすよう)などを上おおいにした手紙。特に平安時代、後朝(きぬぎぬ)の手紙や懸想(けそう)文に用いた。「緑の薄様なる—の、大きやかなるに」〈源・浮舟〉
つつみ‐もの【包(み)物】
1 風呂敷などで包んだ物。 2 布施(ふせ)・禄(ろく)・贈り物などにするため、金銀や絹布などを包んだもの。「すずろなる布(め)の端をば包みて賜へりしぞ。あやしの—や」〈枕・八四〉
つつみ‐やき【包(み)焼(き)】
1 魚・肉・野菜などを木の葉・紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また、その焼いたもの。 2 鮒(ふな)の腹に昆布・串柿(くしがき)・焼き栗などを入れて焼いたもの。門出や出陣の祝いに用いた。「鮒の—...