つつみ【包み】
[名] 1 紙や布などで包むこと。また、そのもの。「—をほどく」「小物をまとめて—にする」 2 物を包むのに使う物。風呂敷の類。「よき—、袋などに、衣(きぬ)ども包みて」〈枕・四六〉
[接尾...
つつみ【堤】
《包むものの意》 1 水があふれないように、湖沼・川・池などの岸に沿って土を高く盛り上げたもの。土手。堤防。「洪水で—が切れる」 2 水をためた池。ため池。貯水池。 3 相撲の土俵。「御前に—か...
つつみ‐がみ【包(み)紙】
物を包むために使う紙。包装紙。
つつみ‐がわら【包(み)瓦/堤瓦】
棟を包むのに用いる半円筒形の瓦。
つつみ‐こ・む【包(み)込む】
[動マ五(四)]包んで中に入れる。すっぽりと包む。「本をふろしきに—・む」「甘い香りに—・まれる」
つつ・む【包む】
[動マ五(四)] 1 物を、紙や布などの中に入れてすっかりおおう。「風呂敷で—・む」 2 (多く受け身の形で)物をすっかり取り囲むようにする。「山中で霧に—・まれる」「火に—・まれた家」「事件は...
つつ・む【慎む】
[動マ四]《「包む」と同語源》 1 気がねする。遠慮する。「人目も今は—・み給はず泣き給ふ」〈竹取〉 2 気後れする。「例いとよく書く人も、あぢきなうみな—・まれて」〈枕・二三〉
てみせ‐きん【手見せ禁】
「手見禁(てみきん)」に同じ。「包む涙も—、命手詰めと見えにけり」〈浄・寿の門松〉
とうがいひょう‐きん【頭蓋表筋】
頭蓋冠を包む薄い筋肉の総称。前頭筋・後頭筋・側頭頭頂筋があり、帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)によってつながっている。
とう‐けっしゅ【頭血腫】
分娩の際に胎児の頭が強く圧迫されたため、頭蓋骨(とうがいこつ)とそれを包む骨膜との間に生じた血液の塊。吸収され、数か月後に消失する。ずけっしゅ。