け‐ちょう【怪鳥/化鳥】
怪しい鳥。不気味な鳥。かいちょう。「是は—か変化(へんげ)か」〈盛衰記・一六〉 [補説]書名別項。→化鳥
けちょう‐ふう【化鳥風】
宝永(1704〜1711)ごろ、貞門末流の立羽不角(たちばふかく)らを中心に興った俳諧の流派。榎本其角(えのもときかく)の洒落風(しゃれふう)をさらに進めた卑俗な俳風で、邪道に走るものとして称せ...
け‐てん【化転】
《「けでん」とも》仏語。衆生を教化(きょうけ)して悪を善に転じさせること。
けと‐つち【化土土】
枯れた植物が水底に堆積してできる黒色の泥。養分・水分をよく含むため、盆栽などに用いる。
け‐ど【化度】
[名](スル)《「教化済度」の略》仏語。人々を教え導いて迷いから救うこと。「一切衆生を—し給ふ」〈今昔・一七・一五〉
か‐どう【化導】
⇒けどう(化導)
け‐どう【化導】
仏語。衆生を教化(きょうけ)して善に導くこと。
けどう‐りしょう【化導利生】
仏語。衆生を教え導き、利益(りやく)を与えること。
け‐ない【化内】
王化に服したところ。律令国家の統治の範囲内。⇔化外(けがい)。
け‐に【化尼】
仏・菩薩(ぼさつ)などが尼の姿になってこの世に現れたもの。「化人(けにん)の女忽ちに来りて、—に、糸すでに調(ととの)ほれりやと問ふ」〈著聞集・二〉