かがく‐のうやく【化学農薬】
化学的に合成された農業用の薬剤。病害虫の天敵などを用いる生物農薬に対していう。
かがく‐はっこう【化学発光】
化学反応に伴って発光する現象。例えば、ルミノールが酸化されて青紫色の光を放つなど。化学ルミネセンス。ケミルミネセンス。
かがく‐はんのう【化学反応】
1 物質を構成する原子間で組み替えが起こって変化する過程。 2 (比喩的に)複数のものが組み合わされて、予想しなかった効果の生じること。「バレエと歌舞伎の競演によって新たな—が生じる」
かがくはんのう‐しき【化学反応式】
化学反応の質的・量的関係を、化学式を用いて表した式。左辺に反応物質を、右辺に生成物質を示す。両辺を=で結んで化学方程式ともいい、不可逆反応は→で、可逆反応は⇄で示す。
かがく‐パルプ【化学パルプ】
化学薬品を使って木材からリグニンなどを除き、セルロースを取り出したパルプ。用いる薬品により、亜硫酸パルプ・ソーダパルプ・硫酸塩パルプなどがある。機械パルプに比べて純度が高く、上質紙などに用いられる。
かがく‐ひりょう【化学肥料】
化学的処理によって作られる肥料。硫安・硝安・尿素・過燐酸(かりんさん)石灰・硝酸カリなどの無機化合物が用いられる。人造肥料。無機質肥料。
かがく‐ひん【化学品】
化学的に合成された物質を含む製品や、化学的な工程で製造された製品。化成品。
かがく‐ぶっしつ【化学物質】
純物質を、化学の研究対象として取り扱うときにいう語。また、化学合成して作った物質。
かがくぶっしつあんぜんせい‐データシート【化学物質安全性データシート】
⇒エム‐エス‐ディー‐エス(MSDS)
かがくぶっしつ‐かびんしょう【化学物質過敏症】
柔軟剤・化粧品・接着剤・塗料・農薬・食品添加物・排気ガスなど、身の回りの多種類の化学物質に反応してさまざまな症状を発する病気。アレルギー疾患の特徴と中毒の要素を併せもつという。化学物質の摂取量や...