きたやま‐ざき【北山崎】
岩手県北東部、太平洋に臨む岬。陸中海岸を代表する景勝地の一。高さ100〜200メートルの断崖が8キロメートルにわたって続き、「海のアルプス」とよばれる。
きたやま‐しぐれ【北山時雨】
1 京都の北山の方から降り渡る時雨。 2 「北山3㋐」に同じ。「あいつおれには—だよ」〈滑・浮世床・二〉 3 「北山3㋒」に同じ。「どうやら腹も—」〈滑・旧観帖・初〉
きたやま‐すぎ【北山杉】
京都市北部から産する杉。磨き丸太として、室町時代から茶室や数寄屋に重用された。現代では高級建築材として床柱などに用いる。
きたやま‐どおり【北山通り】
京都市街地北部を東西に走る道路の呼び名。東の白川通りから西の千本通りに至る。全長約5.2キロ。昭和30年代以降、都市計画道路として建設された。
きたやま‐ぶんか【北山文化】
室町初期、第3代将軍足利義満のころの文化。伝統的公家文化と武家文化の融合が進み、また、日明貿易などを通じ中国文化の影響を受けて水墨画や五山文学が発達。義満が京都北山に営んだ山荘にちなんでこの名が...
きた‐ヨーロッパ【北ヨーロッパ】
⇒北欧(ほくおう)
きた‐りす【北栗鼠】
リス科の哺乳類。アジア北部からヨーロッパにかけて最も普通にみられるリスで、主に針葉樹林にすむ。冬の耳の毛はふさふさしている。エゾリスはこの一亜種。
くぬが‐の‐みち【北陸の道】
北陸道の古い呼び名。こしのみち。くにがのみち。くるがのみち。「大彦命(おほびこのみこと)をもて—に遣(つかは)す」〈崇神紀〉
ペキン【北京】
中華人民共和国の首都。華北平原の北部に位置し、中央政府直轄市。遼・金・元・明・清の都として繁栄。明代になって北京となり、1928〜1938年は国民政府が成立して北平(ペイピン)とよばれた。旧内城...
ペキン‐かんわ【北京官話】
中国の清時代における公用標準語の一。