じゅういちめん‐かんぜおん【十一面観世音】
観音菩薩(ぼさつ)の大悲の働きが多面的であることから生み出された変化観音。六観音・七観音の一。顔(頭)が11あり、前三面を菩薩面、左三面を瞋面(しんめん)、右三面を狗牙上出面(くがじょうしゅつめ...
じゅういちめんかんぜおん‐ほう【十一面観世音法】
密教で、十一面観世音を本尊として、除病・滅罪・求福・息災などを祈る修法(ずほう)。
じゅういちめん‐かんのん【十一面観音】
「十一面観世音」に同じ。
じゅうえん‐だま【十円玉】
日本政府が発行する貨幣の一。十円青銅貨幣の通称。表面に平等院鳳凰(ほうおう)堂と唐草、裏面に常盤木(ときわぎ)が描かれている。昭和28年(1953)発行開始、昭和34年(1959)より縁刻(側面...
じゅうえん‐はげ【十円禿】
《十円玉ほどの大きさの脱毛部分ができることから》円形脱毛症の俗称。
じゅう‐おう【十王】
冥土(めいど)で、亡者を裁く10人の王。秦広(しんこう)王・初江王・宋帝(そうだい)王・五官王・閻魔(えんま)王・変成王・泰山王・平等王・都市王・五道転輪王。亡者は順次に各王の裁きを受け、来世の...
じゅうおう‐の‐ちょう【十王の庁】
十王の居所。冥土(めいど)。
じゅう‐がつ【十月】
一年の10番目の月。神無月(かみなづき・かんなづき)。《季 秋》「—の風雨明けゆく雨蛙/秋桜子」
じゅうがつ‐かくめい【十月革命】
1917年11月7日(ロシア暦10月25日)ロシアに起こった革命。二月革命後のケレンスキー臨時政府をボリシェビキが倒して、レーニンを首班とするソビエト政府を樹立、世界最初の社会主義国家建設の出発...
じゅうがつ‐じけん【十月事件】
昭和6年(1931)10月、満州事変に呼応して桜会の幹部将校橋本欣五郎や民間右翼の大川周明らが企てたクーデター未遂事件。