ちくさ【千種】
名古屋市東部の区名。昭和12年(1937)区制。同30年猪高(いだか)村を編入、同50年東部を名東区として分区。
ちくさ【千種】
《「ちぐさ」とも》姓氏の一。 [補説]「千種」姓の人物千種有功(ちくさありこと)千種忠顕(ちくさただあき)
ちくさ‐く【千種区】
⇒千種
ち‐ぐさ【千種】
[名・形動ナリ]《「ちくさ」とも》種類が多いこと。また、そのさま。いろいろ。種々(しゅじゅ)。「秋の野に乱れて咲ける花の色の—に物を思ふころかな」〈古今・恋二〉
ち‐ぐさ【千草/千種】
《「ちくさ」とも》 1 いろいろの種類の草。やちぐさ。「庭の—」《季 秋》 2 「千草色」の略。
ちぐさ‐がい【千種貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。浅海の海藻の上にすむ。貝殻は円錐形で殻高2センチくらい。殻表は滑らかで、色彩は個体により鮮紅色・緑褐色など変化に富む。北海道南部から南に分布。