もや‐くや
[副](スル) 1 むしゃくしゃするさま。「さまざまの妄想が、狭い胸の中で、— —煮えくり返る」〈左千夫・隣の嫁〉 2 ごたごたするさま。「何か—する中へ、ちょっとお邪魔と出かけたが」〈伎・御...
もりたけせんく【守武千句】
俳諧集。1冊。荒木田守武著。天文9年(1540)成立。慶安5年(1652)刊。伊勢大神宮に奉納した独吟千句を集めたもので、俳諧式目の基準ともなった。誹諧之連歌独吟千句。飛梅千句。
もり‐は・む【もり食む】
[動マ四]もぎとって食う。「我が門の榎(え)の実—・む百ち鳥千鳥は来れど君ぞ来まさぬ」〈万・三八七二〉
もろ‐がみ【諸神】
もろもろの神。多くの神。「—の心に今ぞかなふらし」〈千載・神祇〉
モンキー‐パンチ【モンキー・パンチ】
[1937〜2019]漫画家。北海道の生まれ。本名、加藤一彦。アメリカンコミックに影響を受けた都会的なタッチで、大人向け漫画の新境地をひらく。世界を股にかけて活躍する怪盗を描いた「ルパン三世」は...
モンスター‐ぎんが【モンスター銀河】
爆発的な勢いで新しい恒星を生み出す銀河。太陽系がある天の川銀河では年に10個前後の恒星が誕生するのに対し、数千〜一万個ほどの恒星を生む。宇宙塵やガスなどが高密度で集積して形成される。
もんぜん【文選】
中国の詩文集。梁の昭明太子(蕭統(しょうとう))の編。6世紀前半に成立。周代から梁まで約千年間の代表的文学作品760編を37のジャンルに分けて収録。30巻であったが、唐の李善が注をつけて60巻と...
やがて【軈て/頓て】
[副] 1 あまり時間や日数がたたないうちに、ある事が起こるさま、また、ある事態になるさま。そのうちに。まもなく。じきに。「—日が暮れる」「東京へ出てから、—三年になる」 2 それにほかならない...
やぎり‐の‐わたし【矢切の渡】
江戸川を東京都葛飾区柴又から千葉県松戸市下矢切へ渡る渡し場。東京近郊に残る唯一の渡し場で、付近は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台。
やしま‐くに【八洲国】
《多くの島のある国の意》日本の国の美称。大八洲(おおやしま)。「八千矛(やちほこ)の神の命(みこと)は—妻まきかねて」〈記・上・歌謡〉