カストリーズ【Castries】
西インド諸島東部、小アンティル諸島中部の国セントルシアの首都。セントルシア島北西部の港湾都市であり、古くから天然の良港として知られる。17世紀半ばにフランス人が建設し、19世紀初頭に英国海軍の軍...
カスナナン‐おうきゅう【カスナナン王宮】
《Kraton Kasunanan》インドネシア、ジャワ島中部の都市スラカルタ(ソロ)にある王宮。18世紀半ばに、マタラム王国の流れをくむパクブオノ2世が同地に遷都して建造された。コロニアル様式...
カゼルタ‐きゅうでん【カゼルタ宮殿】
《reggia di Caserta》ナポリの北約30キロメートルのカゼルタにある宮殿。18世紀半ばにブルボン王朝のカルロ3世が、建築家ルイジ=バンビテッリに命じて造営させた。宮殿は1200の...
かた‐ぬ・ぐ【肩脱ぐ】
[動ガ四] 1 上着を半ば脱いで下着の肩を現す。「上達部(かんだちめ)は—・ぎており給ふ」〈源・若菜下〉 2 上半身の衣服を脱いで肌をあらわにする。肌脱ぎになる。「年老いたる法師召し出されて、黒...
カトン【Katong】
シンガポール南東部の一地区。19世紀末から20世紀半ばにかけて高級住宅街として発展。中国、マレー、ヨーロッパの文化が融合したプラナカン様式の家並みが残っている。
カドゥキョイ【Kadıköy】
トルコ北西部の都市イスタンブールの一地区。ボスポラス海峡の東岸に位置する。東ローマ帝国時代はカルケドンと呼ばれ、5世紀半ばにキリストの神人二性を強調したカルケドン公会議が開かれた。現在はイスタン...
カパイシャン【Cap Haïtien】
ハイチ北部の都市。首都ポルトープランスの北約180キロメートル、大西洋に面する港湾をもつ。同国第2の規模をもつ。17世紀半ばよりフランス人によって開かれ、プランテーションの農産物の積出港として発...
か‐ひ【可否】
1 よいかよくないか。事のよしあし。「—を論じる」「—を決定しかねる」 2 賛成と不賛成。可決と否決。「—相半ばする」
かまいし‐こうざん【釜石鉱山】
釜石市にあった鉄鉱山。享保12年(1727)に発見され、明治半ばには銑鉄の生産量が全国の過半を占めていた。平成5年(1993)閉山。
カヤ【Kaya】
ケニア南部、モンバサ以南のインド洋沿岸部に点在する森林に囲まれた集落跡。16世紀から17世紀頃にバンツー族系のミジケンダ諸族が移住し、19世紀半ばまで居住していた。現在は諸族の起源神話に結びつく...