はん‐しょくみんち【半植民地】
名目上は独立国でありながら、実質的には他国の勢力に制圧されて植民地と同様の状態にある地域。
はんしょゆうしゃ【半所有者】
河野多恵子の短編小説。平成13年(2001)発表。平成14年(2002)、第28回川端康成文学賞受賞。
はんし‐るい【半翅類】
半翅目の昆虫の総称。口は管状の吻(ふん)となり、動植物の汁を吸う。ふつう二対の翅(はね)をもち、前後翅とも膜質の同翅類と、前翅の基部半分が堅い革質の異翅類とに大別される。セミ・ヨコバイや、カメム...
はんしろう‐かのこ【半四郎鹿の子】
《江戸後期の歌舞伎俳優、5世岩井半四郎が用いて流行したところから》麻の葉文様の鹿の子絞り。
はん‐しん【半身】
1 からだの半分。からだの上下または左右の半分。「左(ひだり)—」 2 上半身。「—を起こす」「—像」
はん‐しんせいがん【半深成岩】
マグマが火山岩と深成岩の中間の速さで固結したと考えられる火成岩。石基が火山岩ほど細粒でなく完晶質。もとは、地下の浅い所でできたものに用いた。脈岩。
はんしん‐はんぎ【半信半疑】
[名](スル)信じられそうでもあるが、疑わしく思う気持ちもあって、どちらとも心の決まらない状態。「—で話を聞く」「巨勢は—したりしが」〈鴎外・うたかたの記〉
はんしん‐ふずい【半身不随】
身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身に麻痺が起こる。片麻痺(へんまひ)。
はんしん‐よく【半身浴】
みぞおち辺りまでの下半身を、ぬるめの湯につける温浴法。水圧から上半身を解放して心臓の負担を軽減したり、血行をよくしたりする。→部分浴 →全身浴
はん‐じ【半時】
一時(いっとき)の半分。現在の1時間ほど。はんとき。「漢竹の横笛とり出だし、—ばかり吹きて」〈義経記・一〉